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助動詞…付属語で活用があり、体言・用言に意味を添える単語。 れる・られる・せる・させる・ない・ぬ(ん)・う・よう・まい・たい・たがる・た(だ) ます・そうだ・らしい・ようだ・だ・ですの18語 助動詞の分類 (1)意味による分類…添える助動詞によって、どのような意味・働きになるかで分類する。 使役・受身・可能・尊敬・自発・使役・丁寧・希望・打ち消し・断定・過去・完了・推定・存続・確認 ・推量・意志・打ち消し推量・打ち消し意志・比況・例示・伝聞・様態・丁寧な断定 などに分けられる。 (2)活用による分類…以下のような活用によって分類する。 動詞型活用(五段型・下一段型)・形容詞型活用・形容動詞型活用・特殊型活用・無変化型活用 (3)接続による分類…助動詞がどのような単語、またはその単語のどのような活用形に接続するか で分類する。 活用語の未然形・連用形・終止形・連体形に接続するもの いろいろな品詞に接続するものがある。 ※意味・活用・接続を助動詞の三要素という。 助動詞の種類 れる・られる…受身・尊敬・可能・自発の意味をもち、動詞型の活用で、おもに動詞の未然形につく。 [受身]みんなから笑われる。 先生に怒られる。 [尊敬]先生が読まれる。 お客様が来られる。 [可能]早く行かれる。 いつでも見られる。 [自発]昔がしのばれる。 病気の彼女が案じられる。 せる・させる…使役の意味をもち、動詞型の活用で、動詞の未然形につく。 彼に持たせる。 弟に届けさせる。 ない・ぬ(ん)…打ち消しの意味をもち、「ない」は形容詞型の活用、「ぬ(ん)」は特殊型の活用で、 動詞および動詞型活用の助動詞のの未然形につく。 そこには行かない。(動詞につく) 彼女に持たせない。(動詞型活用の助動詞の未然形につく) ※形容詞の「ない」と助動詞の「ない」の識別 「ない」を「ぬ」におきかえて、意味が通じなければ形容詞、通じれば助動詞。 [形容詞]彼の部屋は汚くない。 [助動詞]彼は部屋を汚さない。 う・よう…推量・意志・勧誘の意味をもち、無変化型の活用で、用言と一部の助動詞の未然形につく。 [推量]友達が多いと楽しかろう。(用言につく) 彼は中学生だろう。(助動詞の未然形につく) [意志]毎日、文法を勉強しよう。(用言につく) 人から感謝されよう。(助動詞の未然形につく) [勧誘]みんなで協力しよう。(用言につく) みんなに見せよう。(助動詞の未然形につく) まい…打ち消しの推量・打ち消しの意志の意味をもち、無変化型の活用で、用言と一部の 助動詞の未然形につく。 [打ち消しの推量]彼ならこんなことをしまい。(用言につく) 彼女に運ばせまい。(助動詞の未然形につく) [打ち消しの意志]彼と話すまい。(用言につく) もう失敗は許されまい。(助動詞の未然形につく) たい・たがる…希望の意味をもち、「たい」は形容詞型、「たがる」は五段型の活用で、動詞と 動詞型の助動詞の連用形につく。 彼女と話したい。 授業中に動きたがる。(動詞につく) 彼女に聞かせたい。 自分に言わせたがる。(動詞型の助動詞の連用形につく) ます…丁寧の意味をもち、特殊型の活用で、動詞と動詞型の助動詞の連用形につく。 本を読みます。(動詞につく) みんなに作らせます。(動詞型の助動詞の連用形につく) た(だ)…過去・完了・存続・確認の意味をもち、特殊型の活用で、用言と大部分の助動詞の 連用形につく。 [過去]そこに行った。(用言につく) そこに行きたかった。(助動詞の連用形につく) [完了]すでに見た。(用言につく) すでに見ました。(助動詞の連用形につく) [存続]ずっと歩きつづけた。(用言につく) ずっと歩きつづけさせられた。(助動詞の連用形につく) [確認]開始の時間を尋ねた。(用言につく) 明日の準備をさせた。(助動詞の連用形につく) そうだ…様態・伝聞の意味をもち、形容動詞型の活用で、様態 |
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1年前 候鸟95 : は動詞の連用形や形容詞・形容動詞の 語幹につき、伝聞は用言の終止形につく。 [様態]雨が降りそうだ。 カレーがおいしそうだ。 彼は優秀そうだ。 [伝聞]雨が降るそうだ。 カレーがおいしいそうだ。 彼は優秀だそうだ。 ※そうだは様態と伝聞で活用のしかたと接続が違うことに注意すること。 らしい…推定の意味をもち、形容詞型の活用で、体言・動詞・形容詞の終止形、形容動詞の語幹、 助動詞の終止形、助詞につく。 彼女たちは中学生らしい。(体言につく) 彼らが作るらしい。(動詞の終止形につく) 今度のテストは難しいらしい。(形容詞の終止形につく) 風は穏やからしい。(形容動詞の語幹につく) 今度の大会は来月に行われるらしい。(助動詞の終止形) 最初はここかららしい。(助詞につく) ようだ…比況・例示・推定の意味をもち、形容動詞型の活用で、格助詞の「の」や用言や一部の 助動詞の連体形につく。 [比況]彼女はまるで花のようだ。(格助詞の「の」につく) [例示]先生のような教育者になりたい。(格助詞の「の」につく) [推定]ここに誰か来たようだ。(用言や助動詞の連体形につく) ※格助詞については助詞のページを参照。 だ…断定の意味をもち、形容動詞型の活用で、体言や一部の助詞につく。 君は中学生だ。(体言につく) この選択が一番正しいのだ。(助詞につく) ※「だ」の識別 これは僕の本だ。(断定の助動詞) この本はゆかいだ。(形容動詞の一部分) この本は読んだ。(過去・完了・存続・確認の助動詞) です…ていねいな断定の意味をもち、特殊型の活用で、体言や一部の助詞につく。 君は中学生です。(体言につく) この選択が一番正しいのです。(助詞につく) 日本語「終助詞」の分類 現代日本語の文法研究は標準語や東京語を資料としてきた。このことは, 教育などを含む言語政策上からは当然かもしれないが, 言語学的に見れば偏ったことである。本稿では方言も資料に含め, 標準語では形にはっきり現れない「働きかけ機能」を重視して, 日本語の終助詞群を分類する。その結果, 終助詞, 文末助詞, 間投助詞の3種類となった。扱った方言の範囲では統一的な分類基準と結果を提示できたと思うが, その結果を標準語に適用しようとすると, 「よ」については考えなければならないところが多い。 助詞に焦点を当てて文法を組み変える ・文法は整理されているのだろうか--「助詞」を巡って ・助詞の数 ・戦前の一コマ・初期の国語教育 ・留学生の受入れ ・助詞をどのように教えていたか ・助詞を避け文型で教える方向へ向かった背景 ・戦後、「助詞」はどのように解釈されたのだろう ・日本語教育の現場のベストセラーを見てみると ・戦後の助詞理解は混乱していないのか ・明治に連なる江戸時代の一部 ・明治時代の大槻文彦 ・その後の分析 ・時枝誠記の助詞の分類 ・これだけ「助詞」の扱いが違うのは、重要な問題だ ・「助詞」の解釈の違いをこのまま放置していいのか ・ただ、現場では違う ・英文法にない部分にあたると混乱が ・三三の助詞を選んで調査の基本にする ・一〇八九例の整理 ・一〇八九組から四五八組を選択し,そこから四五組に絞り込む ・それ以外をはずした理由 ・「括弧助詞」という考え方 ・従来言われている「助詞」だけで考えないこと ・仮説として「『情報』と『述部』の間の助詞は二列」 ・二列の助詞の基本は ・問題を検討し、「さえも」「すらも」は一つの助詞に、「なり」は二列目にも ・「が」は一列目にも二列目にも入れない ・「情報」と「述部」の主従関係について ・[兄( )テレビを見た」の( )の中に助詞を入れなさい ・「も・が」「さえ・が」「さえも・が」は? ・「と・で」「と・に」 ・「関係助詞」「選択と並列の助詞」「情報助詞」 ・「情報」部分は一列目の「関係助詞」まで含むこと ・見た目は同じでも,内容が異なることについて ・「複文助詞」と「重文助詞」 まとめ |
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1年前 候鸟95 : http://www.morinogakko.com/high/kobun/hinshi.html http://syllabus.tais.ac.jp/syllabus/3909.html 日本語の特質を象徴する「助詞」。 その中でも特に文構成や伝達に不可欠であり、 文法的にも強い影響力を持つものを取り上げ、 日本語における助詞全般の重要性を鋭く論究した一書。 第一章 日本語助詞の分類 一、助詞の分類 二、助詞の扱い 三、分類の基準 四、分類上のカテゴリー 五、補足 六、まとめ 第二章 格助詞「が」 一、「が」構文に関する議論 二、「が」構文の分類 三、転位構造の特徴と意義 四、結び 第三章 「が」の解釈 一、中立叙述と総記の問題 二、総記と文脈との関係 三、総記と転位構造 四、中立叙述の扱いと「が」の働き 五、結び 第四章 係助詞「は」「も」「こそ」 一、係助詞の機能と情報構造 二、論点の整理 三、既知・未知から「旧知・新知」「旧情報・新情報」へ 四、旧知・新知、旧情報・新情報の意義 五、「こそ」構文の転位構造と旧知・新知 六、まとめ 第五章 「も」による「は」助詞代用 一、「も」の理解 二、問題の用法 三、「も」の基本的働きと問題の用法の位置付け 四、問題の「も」の働き 五、まとめ 第六章 「こそ」の解釈 一、論点 二、古典語「こそ」の働き 三、主用法の変化と前提句の用法の位置 四、「こそ」の「取り立て」機能 五、再び「こそ」の解釈 第七章 副助詞「だけ」 一、副助詞の働き 二、所謂準体助詞「だけ」の用法 三、副機能「だけ」の用法 四、「だけ」の慣用的用法 五、限定と程度の使い分け 六、まとめ 第八章 「だけ」の複合形式① 一、「だけ」と「が」「は」 二、文意の重点に関する問題 三、「だけ」の構文に於ける文意の重点 四、「体言+だけが」文と「体言+だけは」文の差異 五、対比的含みの存在 六、まとめ 第九章 「だけ」の複合形式② 一、「で」との複合 二、「だけで」文の二義性の有無 三、「だけで」文の二義性の条件 四、「だけで」文の二義性と限定される体言との関係 五、まとめ 第十章 副助詞「しか」 一、「しか」は係助詞か 二、構文上の在り様 三、「しか…ない」形式の拘束性 四、「しか」の係助詞性 五、「しか」の意味的限定 六、結び 第十一章 接続助詞「て」 一、文脈依存の「て」 二、「て」の意味的分類 三、従属節としての「て」 四、「て」の本質 五、まとめ 第十二章 並立助詞「と」「や」 一、論点 二、従来の指摘 三、史的変遷①―「と」の場合 四、史的変遷②―「や」の場合 五、結び 第十三章 終助詞と間投助詞 一、終助詞と間投助詞の近似性 二、従来の諸説の検討 三、終助詞と間投助詞の区別 四、実例の検討 五、間投助詞は助詞であるべきか 六、まとめ 第十四章 終助詞「か」 一、問題の所在 二、疑問文の構成 三、文末「か」構文の意味類型 四、文末「か」構文の意味的体系 五、疑問文とは? 第十五章 助詞と文との関わり①―強調― 一、論点 二、語句による強調態 三、表現形式による強調態 四、まとめ 第十六章 助詞と文との関わり②―主語の立て方― 一、論点 二、主語の扱い 三、問題の所在 四、第一の問題 五、第二の問題 六、形容詞述語文の多様さ 七、まとめ 第十七章 助詞と文との関わり③―格― 一、格の問題点 二、名詞述語文の「が」 三、特別な格付与 |